東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表します。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
この未曽有の天災に取り組んでおられる人たちの真摯な姿を視て元気や勇気、連携の大切さなどを改めて教わりました。１日も早い復興を祈念しています。

守口研修センターは2011年8月に設立5周年を迎えることができました。これは関係各位の温かいご支援とご理解の賜であり、心から感謝申し上げます。 日本経済は円高、株安、原材料価格の高止まりでデフレの厳しい状況下にあり、若い人たちの就職難や年間の自殺者が３万人超等、出口のない昏いトンネルを歩き続けているような不安、閉塞感が社会全体に蔓延しています。
私はその不安や閉塞感を打破するひとつのきっかけになるのは外国人技能実習制度だと確信しております。
夢と希望をもって来日する技能実習生たちには若さ、明るさ、溌溂さがあります。今の私たちに必要なのはこの「元気」ではないでしょうか。
しかし他国から来日して生活していくのは、思った以上の困難がつきまといます。
それは言葉であったり、文化であったり、様々です。とりわけ、生活習慣の違いは、誰かがきちんとその違いを教えなければ彼らは理解することもできません。違いは誤解を生み、やがて人間関係の溝になってしまうこともあります。
センターではその「誰かがきちんと教える」役割を果たしていると自負しています。
生活習慣の違いは、机の上で紙とペンをもって教えるだけでは教えたうちに入りません。現場で実践して見せて、理解してもらって、させてみるということを何度も繰り返す「訓練」が必要です。
どんなに素晴らしい宝石も磨かなければ原石のままです。是非当センターをご利用ください。